かやく

かやく
I
かやく【加役】
(1)本職以外の役を臨時に勤めること。 また, その人。
(2)歌舞伎で, 自分の持ち役以外の役を演じること。 立役(タチヤク)が女形や老け役を受けもったりすること。 また, そうした時に受ける特別手当。
(3)江戸時代の火付盗賊改(ヒツケトウゾクアラタメ)の称。
II
かやく【加薬】
(1)香辛料として料理に添えるもの。 やくみ。
(2)漢方で, 主薬に少量の補助の薬を加えること, またその薬。
(3)関西で, 五目飯などに入れる肉や野菜。 具(グ)。 かやくもの。
III
かやく【可約】
〔数〕
(1)より基本的なものに分解できること。

「~多項式」

(2)約分できること。

「~分数」

既約
IV
かやく【火薬】
衝撃・点火などによって瞬間的に燃焼または分解反応を起こして多量の熱と気体を生じ, 破壊・推進などの作用を行う物質。 狭義には発射薬・推進薬を指し, 広義には一般に爆発に伴って発生するエネルギーを有効に利用し得る爆発性物質を指す。 後者は火薬類と呼ばれ, 火薬類取締法では, 火薬・爆薬・火工品に分けられる。 黒色火薬のような混合火薬と, ニトログリセリンのような化合火薬とがあり, 用途によって炸薬(サクヤク)・爆破薬・発射薬・起爆薬に分けられる。
V
かやく【課役】
(1)仕事を割りあてること。 また割りあてられた仕事。
(2)律令制下, 国家が人民に課した調・庸(ヨウ)・雑徭(ゾウヨウ)の総称。
(3)中世・近世, 租税一般の呼称。 かえき。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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